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臨床工学科

臨床工学科は、当院の医療機器に関して、全般に管理を行っている部門です。今日の医療において医療機器の安全運用は最重要であり、日々の保守点検に注力し、安全な治療を提供できるよう心がけています。主に、透析療法を中心とする血液浄化療法、手術室の機器管理、そして輸液ポンプ、シリンジポンプなどの管理に至るまで多岐にわたり管理を行っています。今後も、安心安全を第一として、医療における医療機器の安全維持、有効性維持に努めて参ります。
当院、臨床工学科は現在20名の臨床工学技士が更なる専門性の要求に対応できるよう、日々技術研鑽に励んでいます。

内視鏡

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業務内容

血液浄化業務

血液透析を主に、血漿交換、顆粒球除去療法、腹水濾過濃縮再静注法、LDL吸着療法などの業務を行っています。透析センターでは、外来・入院患者の血液透析を行い、病棟での出張透析にも対応しています。
緊急透析治療およびその他の血液浄化療法などに対応するため、24時間365日オンコール体制を取っています。
On-Line HDFやIHDFを積極的に取り入れ、看護師とともに密な患者管理と治療管理を行っています。

血液浄化業務

ME機器管理業務

医療機器中央管理室では、院内で使用される輸液ポンプ・シリンジポンプ・ベッドサイドモニター・人工呼吸器などの様々な医療機器を一元管理しております。
医療機器管理システムの導入により機器運用の効率化、さらには適正な機器管理が可能となり、安心かつ安全に機器が使用されるよう心掛けております。
当部門では、臨床的な知識だけではなく、高度化した医療機器の院内保守に必要な工学的知識を深め、安全な医療機器を提供できる体制を目指しています。

ME機器管理業務

内視鏡検査業務

検査に使用するスコープ・内視鏡システムの準備・日常点検・処置具等の在庫管理・洗浄・消毒を行っています。また検査時は患者様の状態をモニターすることはもちろん、組織の採取(生検)やポリペクトミーや内視鏡的逆行性膵胆管造影法(ERCP)、内視鏡的粘膜切除術(EMR)等の専門的な治療には医師の介助に入り、処置具の準備や医師の指示のもと操作等も行っています。患者様が安全かつ安心して検査・治療が受けられるよう医師・看護師と協力し日々業務に取り組んでいます。

内視鏡検査業務

心臓カテーテル検査業務

心臓カテーテル室では虚血性心疾患の代表である狭心症や心筋梗塞等の検査・治療が主に行われます。臨床工学技士は手術が円滑かつ安全に行えるようサポートしております。ポリグラフの操作や解析、FFR・IVUS等の各種診断機器の操作や解析を行います。急変時や重症な症例においてはIABP等の補助循環装置の操作や管理も行います。
また下肢静脈病変に対してのEVT,さらに脳血管造影を実施しています。臨床工学技士は患者様の生体情報をモニタリングし、多職種と連携して安全に実施できるよう取り組んでいます。

心臓カテーテル検査業務

手術室業務

OPE室の機器管理業務・手術支援業務では、手術施工時、適切に使用できるよう始業点検・日常点検・定期点検を行い、不具合があった場合には迅速な対応が出来るよう体制を整えています。

整形外科症例における運動神経領域の手術時に、脳の運動野を電気刺激し、四肢の筋肉の筋電図を測定し、手術中の運動機能を確かめるための運動誘発電位(MEP:Moter Evoked Potential)モニタリング業務を行っています。
また、腹腔鏡下手術ではスコープオペレータを務めたり、直接介助等も行っており、手術が安全に円滑に進められるよう日々業務に取り組んでおります。

手術室業務